ドローン研究開発からスクールまで!スカイロボット社とは

更新日: 2017.07.12 公開日: 2017.07.12
img

世界中で進められているドローン技術の開発やビジネス。

日本ではスカイロボット社を中心に、産業界やインフラ整備、災害時救助などへのドローン導入が進められています。

今回は業界の最先端を行くスカイロボット社をご紹介します。

目次

業界の最先端をゆく!スカイロボット社

業界の最先端をゆく!スカイロボット社
2015年に航空法が改正され、娯楽用、産業用ともにドローンの利用ルールが整い始めた日本。

2016年以降は、様々な業界がドローン事業に目をつけ、それに伴い急速なドローン技術の進化が求められるようになっています。

ドローンの産業革命とも言える近年で、特に注目を集めている企業がスカイロボット社です。

スカイロボット社は、産業用ドローンの開発、販売、そしてドローンを利用したソリューションシステムの提供をメイン事業としています。

スカイロボット社は、産業界でのドローン活用を推進させるため、日々システム開発に力を注ぎ、

人間の手には負えない分野をドローンにより解決させる、という近未来産業の発展を進めていると言えるでしょう。

スカイロボット社と大学が救助技術を研究中

スカイロボット社と大学が救助技術を研究中
スカイロボット社が行っている研究開発で、現在特に注目が高いのがドローンを使った遭難者探索です。

「トリプル・ドローン・レスキュー・システム」と名付けられ、東京大学と共同で研究開発を行っており、

2016年には公開実験が行われる段階まで進んでいます。

この遭難者対策では、3機のドローンを使用。お互いが発信し合うシグナルで、

遭難者が所持するデバイスから発信されるGPSを感知し、遭難者の位置を特定することが可能になっています。

また、ドローンの1機にサーモグラフィ機能を搭載しているため、遭難者の位置を特定しやすくなっています。

夜間での遭難者探索も可能になるといい、今後研究開発が進み、実用化できるようになれば、

従来の遭難者探索の成功率がアップすると考えられるでしょう。

現在の課題としては、遭難者が発信するGPSを搭載するデバイスが長時間バッテリーを維持できるか、という点があげられています。

このシステムでは、ドローンから発信するシグナルと、遭難者の位置を示すGPSが感知し合います。

GPSを発信するデバイスがバッテリー切れなどを起こすと、システムが正常に機能しないのです。

今後はこの課題の解決も進め、より実践可能なシステムとして発展していくでしょう。

ドローンスクール開校で教育活動も

ドローンスクール開校で教育活動も
今後、ドローン操縦者やドローンの安全飛行を管理統制する役職など、ドローンに携わる職業の需要の高まりが期待されています。

そこで、スカイロボット社では、2016年から全国にドローンスクールの開校を進めています。

スカイロボット社が運営するドローンスクールでは、ドローン操縦士の養成を目的としており、

技術や知識を短期間で体系的に学べるカリキュラムを用意しています。

 

産業用ドローンだけではなく、趣味の空撮のためにスキルアップをしたい、という生徒のためのカリキュラムもあり、充実した内容となっています。

東京都内には、世界最大と言われるドローン練習場を設置し、天候に左右されずにいつでもドローン操作が練習できるようになっています。

現在、ドローンスクールは全国で開校されています。

▼ドローンスクールジャパン

http://droneschooljapan.com/

日本のドローン市場をリードするスカイロボット社。

ドローンを活用した産業用システムの開発をはじめ、人命救助を目的とした研究開発も進め、ドローンによる様々なソリューションシステムを提供しています。

利用目的からドローンに
ついて知る