農機メーカーのクボタは来年5月をめどに
農薬散布用小型無人機・ドローンを販売開始すると発表しました。
大規模な田畑で栽培を行っている農家では、
タンクを抱えて農薬をまく作業はとても負担が大きいので
産業用無人小型ヘリで農薬を散布することが主流です。
ですが、その費用はおよそ1千万円と、経費はかなり高額でした。
それに比べ、ドローンを活用すれば費用は1/5程度になることで注目されています。
農業従事者の高齢化が進むなかで、
負担を減らす農業用機械のニーズが高まっています。
農薬散布もドローンを使用すれば
1ヘクタールあたり、10分ほどで済むとのこと。
クボタでは、1機200万円程度を想定。
3年後には年間1千台、20億円規模の販売を見込んでいるそうです。
今回、クボタが本格的に参入することで
農業にもドローンが普及する速度が早まることでしょう。