ISISに代表されるテロリストの攻撃ツールとしても使われているドローン。
この芳しくない状況に、ドローンシェアナンバーワンのDJIは、シリアやイラクの一部地域をドローンの飛行禁止ゾーンに設定したと発表した。
この禁止飛行ゾーンは、ソフトウェア・アップデートにて設定された。
すでに同社製のドローンは空港や軍事施設付近を飛行禁止ゾーンに設定していたが、それをシリアやイラクの一部にまで広げた形となる。
DJIのドローンはシェアと飛行性能の高さからか、業界ではスタンダードな機種として用いられているが、他方テロリストの手で攻撃用のドローンに改造されてしまうことも多い。
今回の飛行禁止ゾーンの設定で、同地域のドローン攻撃の抑止力になることが期待できるという。