総務省消防庁はドローンやオフロードバイクなどを2017年度から都道府県の消防学校に配備することを決定した。
地域の消防団の訓練に活用してもらい、災害時に被害状況を素早く偵察、把握できるようにする。
ドローンはヘリコプターよりも比較的悪天候に強いため、その機動性の高さが期待される。
17年度はドローン・オフロードバイク・小型ポンプの3種の機材ごとに全国16カ所の消防学校を選び、無償で貸与する。
3つの機材を訓練などで使用し、各消防学校で操作に慣れてもらう。
現場で有効に使えると判断すれば市町村が機材を購入し、費用は地方交付税で支援するという流れである。
装備充実を通じて消防団への加入促進も目指す。