岐阜県関市は9月29日に市内の企業「マルチコプターワーク」と、
ドローンを防災等に活用する包括連携協定を結びました。
同社は製造拠点として、市内の廃校となった小学校を有効活用し
試験飛行等も行える製造拠点として、校舎を改装。
6月に「マルチコプターワーク」が設立され、すでに機体の製造が開始されています。
関市におけるドローン活躍の場としては、災害時の被災状況の確認や捜索救助だけではなく、
公共施設の点検のほか、過疎地での課題である買い物支援、
食料運搬等、さまざまな活用法が考えられるといいます。
過疎地への支援として、食料のほかにも
医薬品や新聞などを運ぶ実験が各地で行われていますから
買い物が難しい過疎地で暮らす方々にとっても、
ドローンの宅配技術等の実用化が期待されるところでしょう。
ちなみに「マルチコプターワーク」の親会社は名古屋市の「マルチコプターラボ」。
高倍率ズームで撮影ができるマルチコプターを開発し、
救助活動において愛知県警と協定を結んでいる企業です。