東京消防庁は先月、川の氾濫等の災害現場を想定した、ドローンによる救助実験を行いました。
実験では、プールの中でがれきに囲まれて浮かんでいる人を、ドローンが発見し浮き輪を落とすというもの。ドローンを飛ばし、搭載されたカメラ映像から人の位置を特定。さらに、水に触れると自動的に膨らむ浮輪を上空から落とし、救助しました。浮輪には発信器が取り付けられているので、その後も正確な位置を把握できるそう。今後は、人の体温を上空から感知できるセンサーをドローンに搭載し、2020年までに導入したいとのこと。災害救助におけるドローンの実用化にまた一歩近づきました。