東京でも少しずつドローン大会が行われていますので、これまでに行われた東京都内のドローン大会の紹介をします。
さらに、現在、東京近郊では数多く行われているドローン大会の模様もお伝えします。
ドローンインパクトチャレンジ2016
「ドローンインパクトチャレンジ2016」は東京のあきる野市にある東京サマーランドで、2016年12月10日に行われました。
東京初の大規模ドローンの大会として成功を収めました。
このドローンの大会はあきる野市の全面協力で行われました。あきる野市はドローンを使った町おこしを計画しています。
あきる野市の秋川渓谷では、戸倉しろやまテラスという廃校を利用した施設があるのですが、その施設ではドローン操縦に関する講習も開かれています。
あきる野市の計画では、農作物を荒らすイノシシや鳥を追い払うのにドローンを活用する計画がある他、
災害時にドローンを使って救援物資を運ぶことを計画しています。
「ドローンインパクトチャレンジ2016」の記者会見では、あきる野市の沢井敏和市長は、
あきる野市をドローンの先進地域にしたいと意気込んでおり、今後も定期的に大会が計画される可能性があります。
FPV ドローンレース(U199クラス)
東京都江東区有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)では2016年8月6日(土)、7日(日)に「Maker Faire Tokyo 2016」が行われました。
「Maker Faire Tokyo 2016」はハイテクマシンを製造するメーカーが新しいアイデアを披露する展示会です。
そこでFPV ドローンレース(U199クラス)が2日間にかけて行われました。
FPVというのは、First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)の略で、日本語にすると、一人称視点と訳せます。
一人称視点とあるように、ドローンのカメラから見た視線の映像がFPVゴーグルに送られてきて、その映像を見ながらドローンを操縦する方法です。
FPV ドローンレース(U199クラス)は、200g以上のレース用ドローンで行われました。
特設されたコースで行われたレースは大好評でしたので、今後も継続的に「Maker Faire Tokyo」のドローンレースが行われる可能性があります。
「Maker Faire Tokyo」は2017年も、8月5日(土)、6日(日)に開催されることがすでに発表されています。
今後詳細が発表されると思いますが、ドローンレースが含まれているかどうか楽しみです。
東京から少し行けばドローンの大会は多い
東京都内で行われる定期的なドローンの大会は現在多くはありません。
しかし、東京から少し足を伸ばせば、ドローンの大会はたくさんあります。
2017年3月25日(土)には、千葉県千葉市の幕張メッセで「DRONE IMPACT CHALLENGE 幕張メッセ」が開催されました。
FPVで行うマスタークラスと目視で行うレギュラークラスに別れてドローンのスピードレースが行われました。
2018年以降も継続的に開催されていく可能性は高いです。
2017年3月26日(日)には千葉県千葉市の「SKY GAME SPLASH」では「Japan Drone League」の第1戦が行われています。
「Japan Drone League」は日本を転戦するドローンの大会で、FPVでドローンレースが行われます。
「Japan Drone League」第2戦も東京近郊で行われ、2017年4月22日(土)、23日(日)に山梨県甲斐市にある日本航空学園で開催されています。
今後も「Japan Drone League」のレースが東京近郊で行われていくことでしょう。
世界最高峰のドローン大会「World Drone Prix in Dubai」の予選は2016年2月14日(日)に慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスで行なわれました。
他にも東京近郊ではたくさんのドローンの大会が行われています。
これまでは東京近郊でのドローン大会が多かったですが、
今後は23区内でもドローン大会が開催される可能性があります。
また、その際はご案内しますので、是非引き続きドローンニュースをチェック頂ければと思います。