福島県内では初めての取り組みとして、撮影用高性能カメラ搭載のドローン4機を南相馬市の地元消防団に配備、 17日に市役所で交付式が行われました。
災害現場上空にドローンを飛ばし情報を集め、被災者救出や避難支援に役立てることが目的です。
ドローンが消防団へ導入されるのは、県内の自治体としては初で、全国では4事例目。 今後は山林や河川での行方不明者の捜索等にも活用されるそう。
今回の導入予算は約100万円。現在、地方の消防団は人手不足が課題となっており、女性や若者の団員を増やせるよう国の交付金を受けての取り組みです。
昨年、豪雨を受けた茨城県常総市が、先月の水害対策演習でのドローン映像を活用するなど、 各自治体の災害対策の場でもドローンの活躍が期待されています。