中日本高速がドローンでの橋梁点検 実証実験開始

更新日: 2018.05.08 公開日: 2016.11.09
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高さ80メートル級の橋脚を点検するためドローンを使ったシステムの開発に取り組んできた中日本高速道路は、10月下旬に新東名宮ケ島高架橋(掛川市)で実証実験を行いました。墜落防止や安定運用をするため、独自の有線式を採用。一般的にドローン落下事故の原因はおよそ8割がバッテリ切れというなか、このシステムの最大のメリットは、有線式での給電でバッテリ切れの心配がないことです。操縦も有線で行うため、電波が混信の心配もなく、GPS機能が使えない橋の下でも操縦可能。ですが、無線式ドローンと同じく、平均風速が6メートルを超えると飛行させることができない等、いくつかの課題も残っています。

来年度から、さらに試行運用開始を目指し、人間による目視と同等以上の機能を持つことが目標とのことです。

利用目的からドローンに
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