世界初!太陽光パネルの『故障検出ドローンシステム』国内特許取得!

更新日: 2017.06.28 公開日: 2017.06.28
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世界初!国内特許取得!

アメリカ含む世界24ヶ国にも特許申請中

特許

特許番号:第6145166号 発明事項:太陽光発電パネルの故障検出探査システム 特許取得日:平成29年5月19日

産業用ドローンの開発・販売を行う株式会社スカイロボットが、太陽光パネルの故障検出ドローンシステムの国内特許を取得した。このシステムは、ドローンを使って太陽光パネルの異常個所や故障個所を上空の最適な位置から検出する事が 可能故障検出探査システムだ。 太陽光パネルは、変換効率の向上と生産コストの低下により、現在では一般家庭にまで広く普及すると同時 に、メンテナンスの需要も高まり、目視によるものから固定機械式によるものなど様々な検出システムが 開発されている。

しかし、従来の太陽光パネルは、どのパネルのどのセルに故障が起こっているかを検知するまでに手間と時間を要し、さらに規模の大きな太陽光発電施設になると、機器の設置に多額の費用と時間を要するという問題が発生していた。

 そこで、多くの人員の派遣を要さず、現場で太陽光パネルに探査装置を設置する必要も無く、更に検出した異 常または故障個所を、交換作業時に瞬時に正確かつ的確に把握することが可能な、太陽光パネルの故障を検出する探査システムを、スカイロボットが開発し、国内特許を取得した。

◆http://www.skyrobot.co.jp/skyscan.html

※2017年5月19日に特許を取得、アメリカ含む世界24カ国でも同特許を申請している。また、太陽光パネルだけでなく、コンクリート建造物の劣化点検など、幅広いシーンでの活躍も期待されている。

機会

国内特許取得!太陽光パネルの『故障検出ドローンシステム』

特許の“5つの特徴!

1. 異常箇所を正確に特定

ドローンに搭載された赤外線サーモグラフィカメラにより、太陽光パネルの異常箇所を特定する事ができる。太陽光パネルに劣化や故障で異常が発生すると、パネル面およびセル面の異常箇所が、熱を帯びるという特 性をとらえて、赤外線サーモグラフィカメラで温度変化を検出して、異常箇所を正確に特定する。

2.太陽光パネルとの距離を最適に保つ

超音波で、太陽光パネルとの距離や角度を測定し、最適探査状態を保ちながら、探査可能にドローンの飛行角度制御機構と、角度検知センサによる角度調整と超音波によって赤外線サーモグラフィカメラとHDカメラの角度が、太陽光パネルに対して一定の角度を保つ事が可能である。

3.太陽光パネルの画像データを自動解析!故障の判断が可能

可搬型のグラウンドステーションで太陽光パネルの画像データを自動的に解析する事ができ、飛行中のドローンが赤外線サーモグラフィカメラやHDカメラによって撮影した太陽光パネルの画像データを、グ ラウンドステーションへ送信し、リアルタイムで地上で受信する事が可能になる。 受信した探査結果や測定結果は、自動的に画像解析をするソフトウェアのスクリーンに表示されるため、異常または故障であるか否かの判断をすることができる。

4.自動事故回避機構

ドローンの飛行時において複数の安全対策が施されているおり、ドローンには複数個所に超音波センサおび、レーザからなる障害物検出装置を装備し、障害物に一定以上接近すると警告音を発して自動的に飛行位置の修正を行う。またドローンの故障による墜落の衝撃から太陽光パネルを保護するために、飛行不能時には非常用パラシュート、およびエアーバックが自動的に作動展開する自動事故回避機構の特徴を備えている。

5.故障箇所を瞬時に判断、マーキングも

パネルの交換作業時に、故障個所を瞬時に明確に判別することが可能。ドローンは、異常または故障したパネルやセルの位置を特定する為にレーザーポインタで該当箇所を照準照射するとともにマーキング用カラーボールを発射する発射装置を備えている。 ドローンに搭載されたカラーボール発射装置は、塗料が封 入されたカラーボール弾を発射する機構であり、赤外線サーモグラフィカメラにより検出した発熱部分にカラーボール弾を発射し正確に着弾させ、マーキングを行う仕組みとなっている。

サーモ

 

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