先日7日、東京都中央区で行われたリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのメダリストパレードには沿道に大勢の方が駆けつけたため、警察はテロ対策にも万全を期していました。
当日は銀座8丁目交差点がメインとなり、中央通り約2.5キロを選手たちがパレードし、メダリストたちを一目見ようと集まった観衆はなんと80万人。
警視庁は近年の雑踏警備では最大級の警戒態勢をとり、車上からはDJポリスがマイクで呼びかけ、得意の滑らかな口調で観衆を誘導しました。
また、テロ対策として、不審なドローンが現れた場合、大型ドローンで捕獲する無人航空機対処部隊も待機。ドローンを使って違法な撮影がされた場合にも、すぐに対処できるよう備えていたとのことです。
楽しいイベントとなるパレードで「この警戒態勢はおおげさなのでは?」という意見も聞かれましたが、海外のテロ事件を踏まえると、テロ対策にはやりすぎはないのかもしれません。このようなテロ対策にもドローンの活躍が期待されているのです。