Terra Drone株式会社(以下「Terra Drone」)は、三井物産株式会社(以下「三井物産」)、三井物産エアロスペース株式会社(以下「三井物産エアロスペース」)の2社と空飛ぶクルマ分野における市場調査や事業構築に向けた業務提携を締結し、将来のエアモビリティ領域における事業創出を目指すとしました。
提携に基づき、Terra Droneは三井物産、三井物産エアロスペースと共に第1歩としてエアモビリティ統合運航管理プラットフォーム事業(以下「本事業」)の実証実験を行ったうえで実業化を目指します。
本事業では、将来的な都市部における空飛ぶクルマを活用した輸送サービスの提供を見据え、空飛ぶクルマ・ヘリコプター・ドローンなど多種多様な期待が混在している状態で、安全かつ効率的な飛行を実現する運航管理に必要な機能などについての実証を行うことで、その有効性を検証します。
今年度は、大阪府公募案件である「空飛ぶクルマの実現に向けた実証実験」に2021年8月27日に採択され、ヘリコプターやドローンなどを活用した実証実験を実施する予定とのことです。
Terra Drone・三井物産・三井物産エアロスペースの3社で、低空域のインフラにおける課題解決を目指していくとしています。
Terra Droneは2016年2月に創業した「ドローンのベンチャー企業」として、各インダストリーごとの自動飛行システムや運行管理システムを開発してきました。
世界的なドローン市場調査機関のDrone Industry Insightsによる「ドローンサービス企業 世界ランキング2020」において、産業用ドローンサービス企業として世界1位に選ばれたという実績も残しています。
本事業においてはこれまでに培ってきた「有人機・無人機連携技術」や「災害・警備/警戒の知見」を活かし、低空域を自由に使える社会を実現すべく事業推進していく考えを示しました。
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