株式会社PRODRONEは2024年10月28日、成田国際空港での保守点検業務に向けて、ドローンを活用したレベル2飛行の実証実験を成功させました。
当実験は小型無人機飛行禁止法における対象空港として、国内初の試みです。
空港施設での保守点検効率を高めることを目的とした取り組みで、特例として国等から許可を取得のうえ実施されました。
近年は空港需要や設備の拡充が進む一方で、業界の人材不足・運用保守効率化・省人化といった点が問題視されています。
今後さらに拡大する航空需要を前提として、空港内を効率的かつ安全に保守点検することを目指し、今回の実験を実施したとのことです。
PRODRONEは、「ドローン点検を安心安全に活用できるよう、引き続き取り組みを進めていく」とコメントしています。
※小型無人機等飛行禁止法(重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律)では、成田国際空港をはじめ8箇所の空港が対象となっています。
周辺地域の上空で無人機を飛行させる場合は、空港管理者の同意だけでなく都道府県公安委員会等への事前通報も必要です。
(画像引用:https://www.prodrone.com/jp/release/9611/)