ドローン学校は目的に合わせて選ぼう!目的別ドローン学校の選び方を解説

更新日: 2018.07.06 公開日: 2018.04.10
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ドローン学校を選ぶ際の一つのポイントが目的です。将来何を目指すのかなどの目的が明確であれば、ドローン学校も選びやすくなります。今回は目的別にドローン学校の選び方を解説します。

目次

ドローンを使って何をしたいのか?ドローン学校に通う目的を明確にさせよう

ドローンの操縦技術や知識だけでも身につけておきたい、空撮できるようになりたい、ドローンを使って仕事に就きたいなど、ドローンを学ぶ目的は人それぞれです。

ドローンは市場規模が急速に拡大し、さまざまな分野の産業が導入し始めていますので、今後ドローンを使った魅力的なサービスも続々と登場するでしょう。

その時に備えて、ドローン技術や知識を身につける、空撮技術を身につける、レースに出る、起業するなどの目的があると思います。

まず、ドローン学校を選ぶ際にはシンプルに「趣味が目的」なのか「プロになるのが目的」なのかを明確にしておくと良いでしょう。

ただし、ドローン学校は全国にたくさんありますので、目的は決まっていても選び方が分からないという場合も多いのではないでしょうか。

そこで、次の項目からは目的別のドローン学校の選び方を解説します。

 

ドローン操縦士や安全運航管理者が目的の場合のドローン学校

将来的にドローンを使った仕事に就きたい、あるいは事業を起こしたいという「プロ」が目的の場合、民間資格が取得できるドローン学校に通う方が良いでしょう。

2018年現在、特にドローンに関連した国家資格などはありません。

しかし、プロとして活動するのが目的であれば、操縦技量、知識、実績を客観的に証明できるものが必要になります。民間取得があれば、一定レベルのスキルを習得していると証明することが可能です。

ドローン学校で取得できる民間資格の中でも特に有用なのが、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の「操縦技能証明証」「安全運航管理者証明証」、一般財団法人ドローン操縦士協会(DPA)の「ドローン操縦士回転翼3級」などの資格です。

JUIDA認定のドローン学校についてはJUIDAホームページの認定スクール一覧から、DPA認定のドローン学校についてはDPAホームページのDPA認定校からそれぞれ確認できます。

ドローン学校の運営母体は専門学校もあれば建設会社、コンサル会社、カーショップもあるなど多種多様で、いわばフランチャイズのようなイメージです。

目的によってドローン学校をある程度選んだら、設備や機材の充実さ、講師のレベルや質、飛行場所の有無などをポイントに最終的に絞り込んでいくと良いでしょう。

 

趣味が目的の場合のドローン学校

趣味が目的の場合は、民間資格が取得できるドローン学校でなくても問題ありません(もちろん、民間資格を取得するのも大いにありです)。

そのため、自分がホームページなどをチェックして「通いたい」と思えるドローン学校を選ぶのが一番です。

民間資格を取得できるドローン学校と比べると費用が安いケースもありますが、目的の技術や知識が十分に学べなかったり、機材が充実していなかったり、講師のレベルが低かったりする可能性もありますので、慎重に選びましょう。

とはいえ、実際にドローン学校に行ってみないと目的に応じた講習をしてもらえるのか分からない部分もあります。そのような時は、まずは無料体験や無料説明会などを実施しているドローン学校を中心に絞り込んでいくと良いでしょう。

今回は目的別のドローン学校の選び方を解説してきました。

・まずは「趣味」「プロ」という大きな目的を決める
・プロなら「操縦士」「安全運航管理者」などの目的を絞り込む
・趣味なら「空撮」「ドローンレース」などの目的を絞り込む

というのがポイントです。

全国にはたくさんのドローン学校があり、今後も続々と開校していくでしょう。

目的を明確にすることでドローン学校選びがスムーズに進みますので、ドローン学校に通おうと思っている方はぜひ、今回解説したことを参考に目的を絞り込み、自分にピッタリのドローン学校を探してください。