日立システムズ ドローンを使用して構造物の検査作業を効率化へ

更新日: 2018.05.15 公開日: 2018.05.04
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2018年3月20日、日立システムズは、ビルなどの構造物の検査作業効率を向上する自動劣化診断機能を開発したと発表しました。

ドローンによる撮影代行、撮影した映像加工および診断、データ保管や管理などを一括して支援するドローンの運用を統合管理するサービスのひとつとして、4月より提供を開始するとしています。

自動的に劣化を診断する機能は、深層学習を利用した診断モデルと、ひび割れなどの画像をデータベースに格納して診断を行うことで、ドローンなどから撮影した大量の検査画像の中から、劣化箇所が含まれている画像を自動的に抽出します。

このことで、これまで目視によっていた劣化箇所の判別を自動で行い、作業者ごとにばらついていた判定基準を統一することが可能となり、検査作業の効率向上と標準化につながるとしています。

検査作業の報告書を作成する作業では、劣化箇所をマークしたり、コメントを入れたりすることが可能であり、定められた形式の報告書に画像データを取り込み、検査結果報告書を自動生成します。

このため、これまでに多くの時間が必要だった検査作業の後の工程でも、作業の効率を大きく向上することが可能となっています。

同社では、日立グループ各社などのビジネスパートナーとドローン関連事業で連携を強め、ドローン運用を統合管理するサービスの販売を拡大し、少なくとも200社への導入を2020年度までに実現することを目指しています。