ドローンの充電ソリューションや無人操縦システムを提供している中国の「HEISHA」が2020年8月20日、新しく「D.NEST」と呼ばれるボックス型のハードウェアプラットフォームを発表しました。D.NESTの購入者先着200名にDJIのドローンMavic 2 Zoomをプレゼント、あるいは1,126USドル割引という限定キャンペーンが行われています。
D.NESTは、HEISHAの「Charging Pad C500」第3世代をベースに、保護機能を中心にアップグレードしたもので、信頼性が高く、安定した自動ドローン充電ソリューションです。内蔵AIコンピューターやリモートコントロールベース、ローカルルーターなどを搭載していて、メンテナンスや再開発が簡単です。さらに、他のロボットをまとめるコントロールセンターや、データを蓄積するデータセンターとしても使うことができます。
HEISHAはAPIとSDKをオープンソースとして公開しています。D.NESTはDJIのMavicシリーズ及びPhantomシリーズと共に使うようにデザインされていますが、M200、M210、M300、M600、そしてオープンソースのドローンやVTOL(垂直離着陸機)用にカスタマイズすることも可能です。
自動でドローンを運用するテクノロジーは、様々な側面で私達の生活をより良いものにする一方で、コストが高くメンテナンスの手間が大きいという課題もあります。そこで、全機種と互換性があり、コストパフォーマンスの高いドローンインターフェイスであるD.NESTに期待が高まっているのです。
HEISHAは、最先端科学とテクノロジーを通して、日々の暮らしに本当の価値を与える製品作りを目指しています。1,700平方メートルを超える製造施設を持ち、開発者に向けてコストと時間を削減するソリューションを提供しており、OEMやパートナーシップを積極的に受け入れています。
(画像引用:https://www.prnewswire.com/news-releases/heisha-launches-its-latest-advanced-drone-in-the-box-hardware-platform—dnest-301115431.html)