イギリスで、ウォルトン出身の男性がドローンを使用して違法薬物を刑務所に届けようとして逮捕、有罪となり収監されています。29歳のAnthony Cheeneyは、2019年2月頭にリバプールクラウン裁判所で懲役5年の有罪判決を言い渡されました。
2017年8月31日の午後9時頃、リバプール刑務所の付近をドローンが飛行しているのを警察が発見しました。その直後にドローンは衝突し、またすぐに飛行を再開したということです。ドローンはクラスA(イギリスの薬物乱用法によって定められている規制物質の区分。クラスAはヘロインやコカインなど)、クラスB(大麻など)の違法薬物のほか、携帯電話とSIMカードを積んでいたことを警察官が証言しています。Cheeneyはドローンを操縦者であったと特定され、刑務所に禁止されているものを運搬した罪で逮捕、起訴されました。
巡査刑事Chris Cookは、「今回の逮捕は、刑務所と警察の連携が効率的に機能していることを表しています。刑務所に持ち込みが禁止されているものをドローンで持ち込もうとする事件は、今回が初めてではありません。逮捕、収監される犯罪行為なのだいうことを周知していきたい」と話しています。
(画像引用:https://dronedj.com/2019/02/07/man-drugs-in-to-prison-ends-up-in-jail-himself/)