韓国のエレクトロニクス大手サムスンは、米国特許商標庁にドローンに関する特許をいくつか申請しています。申請した特許16件のうち、5件は2018年に申請されました。DJIが圧倒的なシェアを誇る中、サムスンの参入はドローン業界にとって大きな変化となることは間違いありません。しかし、サムスンは実際にドローンを作ろうとしているのでしょうか?
サムスンが申請したドローンに関する特許のうち、最も新しいものは2018年6月7日に申請され、12月13日に認められました。本体が2つのパーツで構成され、アームを折りたたむことのできる、変形可能なドローンについての特許です。またこのドローンは、様々なセンサー、カメラ、ジャイロスコープ、加速度計、気圧計も搭載しています。
この特許によって、サムスンは小型かつ折りたたみ可能で、実用的なドローンを作ろうとしているように見えます。特許の中で、このドローンは専用のコントローラーを持たず、サムスンのスマートフォンによって捜査することができると語られています。
韓国企業が米国特許商標庁にドローンに関する特許を申請したのははじめてのことではありませんが、そのほとんどの企業は実際にはドローンを作っていません。サムスンが今後ドローンを開発、発売するかどうかは不明です。DJIのドローンMavic Airに対抗するようなドローンが作られるのではないかと予想されています。
(画像引用:https://dronedj.com/2018/12/31/samsung-drone-patent/)