DRONEの2018年12月20日の報道によると、一般社団法人ドローンレース協会(JDRA)とドローン検定協会は、ドローンレースの国内標準化を推進していくと発表しました。
これにより、まずドローン検定協会とJDRAが協力して大会に用いるルールブックを策定し公開します。これは、ドローンレースの普及には、一般化された公式ルールブックの存在が重要であるという考えからです。
そして、今後各地で開催される大会で、同一のルールブックが用いられることで、大会参加への様々な問題が解決され、競技人口増加につながること期待しています。ルールブックの公開およびライセンス認定は2019年春を予定しています。
また、ルールなどの把握と操縦技術水準を合わせるため、両者が協力してレーサーライセンスの発行を行います。ライセンス取得に必要な基礎的操縦技能は、全国各地のドローン教習所で実施されている「応用技能講習(目視外)」の受講を活用します。これに加え、JDRA監修のレーサー講習を受講することでドローン検定協会公認のレーサーライセンス発行を行う方針です。
さらに、今回の提携にあたり、eラーニングによる教材開発を手掛けるグローバルキャスト社と協力し、eラーニングシステム「Propeller Lab」を通して全国各地でレーサー講習を受講できる環境も整える予定です。
(画像引用:https://www.drone.jp/news/20181220114840.html)