日本経済新聞の2018年12月21日の報道によると、英国のロンドン近郊のガトウィック空港付近で複数のドローンが飛んでいるのが目撃され、2018年12月19日夜から同空港の滑走路が閉鎖されました。
ドローンは翌20日も断続的に見つかり、航空機が離着陸できない状態が続き、地元警察は「意図的な妨害行為」とみて捜査していました。英国のメディアは事態収拾のため、警察が軍に派遣を求めたと報じたそうです。
英国では空港から1km以内の領域では、ドローンの飛行が法律で禁じられています。メイ首相は同日の記者会見で「違法行為だ」と非難し、政府として対処する考えを示しました。
捜査の結果、22日朝に男女2人を逮捕したと発表しています。
空港の説明では、2機のドローンが目撃されたとの通報を受け、安全確保のため19日午後9時3分に滑走路を閉鎖しました。そして、20日もドローンが見つかり、運航の全面見合わせが続いていましたが、逮捕をうけ、22日には全面的に滑走路を再開したとのことです。
(画像引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39228980R21C18A2000000/)