アメリカ・イエローストーン国立公園でドローンによる違法な撮影が行われる

更新日: 2018.12.19 公開日: 2018.12.19
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インスタグラムに約717,000のフォロワーを持つニューヨークの写真家、Timothy McGurr氏が、イエローストーン国立公園の熱水泉グランド・プリズマティック・スプリングをドローンによって撮影した写真を公開したことで、連邦政府による調査を受けています。インスタグラム上でフォロワーから国立公園におけるドローンの使用は違法であるとコメントを受けたあと、McGurr氏は写真を削除しました。

 

McGurr氏が破ったとされるのは、ドローン使用禁止のルールだけではありません。インスタグラム上で、冬季に通行が禁止されているエリアに車で侵入したことをも報告していたといいます。

 

国立公園でのドローンの使用は、2014年から公式に禁止されています。ドローンが野生生物や植物に悪い影響を与えたり、公園内の備品を破壊したり、他の利用者に迷惑をかけたりするのを防ぐためです。イエローストーン国立公園のスポークスマンは、この件について認識しており、公園内の警備を強化していると話しています。

 

2014年には、オランダ人観光客が今回の件と同じイエローストーン国立公園のグランド・プリズマティック・スプリング周辺でドローンを墜落させ、3,000ドルの罰金を課せられています。

 

(画像引用:https://dronedj.com/2018/11/19/drone-photo-yellowstone-investigation/)