オフロードバイクライダーが走行中にジャンプした際、走行を撮影していたドローンと空中で衝突する事故がありました。バイクを運転していた22歳のBrinnick Presley氏はこの事故によって肩に怪我を負っています。撮影に使われていたドローンはGopro社の「Karma」でした。
ドローンを操縦していたPresley氏の友人が、Presley氏のジャンプの軌道を誤って見積もったことが原因と見られています。ドローンはバイクと空中で衝突したあと、地面に墜落しました。ドローンは完全に破壊されたものの、Presley氏は命に別状はなく、肩以外は負傷していません。
Gopro社はすでにドローン事業から撤退し、Karmaの製造を終了しています。Karmaは2016年の発売当初から、バッテリーの問題で墜落したという報告が相次いでいました。
Karmaは他のドローンと比較してサイズが大きく、約1キログラムと重いため、衝突や墜落の際のダメージが大きくなると考えられます。エクストリームスポーツの撮影には、小さくて軽いDJIの「Spark」「Mavic Air」や、ズーム撮影が可能なため離れた距離から撮影できる「Mavic 2 Zoom」などがより適切ではないでしょうか。