ドローンの情報を発信するメディアDRONEは2018年12月13日、アメリカの南フロリダ大学開催の最先端コンペティションが、2019年2月9日に「南フロリダ大学(USF)ブレイン・ドローンレース」を開催すると報じました。このレースには世界中のチームが参加し、ブレインパワーを駆使してレースを行うそうです。
このイベントを企画したのはUSF大学助教授であり、コンピュータ科学・エンジニア学科担当のMarvin Andujar氏です。同氏によれば、このイベントは世界初のインターナショナルなブレイン・ドローンレースになるとのことです。イギリスや日本、ブラジル、同大学の学内、そして米国中からさまざまなチームが集まる予定です。
ブレイン・ドローンとは、脳波記録(EEG)デバイスを身に付け、脳波を感知し、それをドローンに信号として送ることで飛ばすという技術です。ブレイン・ドローンレーシングにこの技術を応用する際には、研究者が特定の脳波パターンとドローンの動きをリンクさせる。EEGを身に付けたパイロットからある脳波パターンが検出されることで、ドローンも動く仕組みになっています。
この新しいドローン技術によるレースの結果はどうなるのでしょう。今から楽しみです。
(動画引用:https://www.drone.jp/news/20181213183505.html)