アメリカ・ミネソタ州に拠点を置くSentera社がAGX840のプレオーダーの受付を開始しました。AGX840は、Sentera社がかねてから開発しているDJI製ドローン専用の4チャンネルマルチスペクトルカメラの最新機種です。
カメラのドローンへの取り付けと電力の供給は「DJI SKYPORT」によって行われます。対応するドローンはMatrice 200シリーズです。驚異的なコントロールと映像の安定性を誇る高速ブラシレスジンバルを搭載したAGX840は、企業向けだけでなく、学術研究の場でも活躍が期待されます。
SenteraのCEO、Eric Taipale氏は次のように話しています。「AGX840はSentera社が誇る4チャンネルのパフォーマンスを、ジンバルを含むあらゆる機能と統合したパッケージとして提供します。最大8バンドのマルチスペクトルデータや、アプリを通したジンバルのコントロールなど、非常にパワフルかつ、簡単に扱える製品になっています」
また、AGX840はデータコレクションを効率化、簡素化して表示することができます。4つに別れた光チャンネルは、フィルターを通して最適化されます。フィルターは多くの種類を標準で取り揃えているだけでなく、非常に細かい設定を含むカスタマイズも可能です。センサーの取り付け、取り外しも簡単に行うことができます。AGX840によって得たデータはあらゆる分析ソフトウェアと互換性があり、既存のオペレーションへの統合も円滑に行われます。
プレオーダーは2018年11月8日から始まっており、発送は2019年2月の予定です。価格は4,999ドルとなっています。
(画像引用:http://www.uavexpertnews.com/2018/11/sentera-agx840-sensor/)