商業用ドローンソリューションの大手「Delair」が、農業に特化した新しいドローンプラットフォーム「Delair UX11 Ag」を発表しました。
好評を博している固定翼ドローン「Delair UX11」を軸に、長距離BVLOS(目視外)飛行、高精度で測量レベルのマッピング、プラントデータ収集システムといった機能が追加されています。これらの機能は誰にでも簡単に使うことができ、次世代の農業の一端を担うことになりそうです。
UX11 Agは、強化されたセンチメートル単位での測位機能と、効率的なオペレーションの特徴によって、林業や大規模農業にとって最も費用効率のいいソリューションであるといえるでしょう。ドローンはセンシング技術とマルチスペクトルカメラを搭載し、植物だけでなく、バイオマス、鳥、葉緑素など様々なレベルに対応した測量を行います。ワークフローは生産性が重視されていて、長距離オペレーションや、複数のフィールドにまたがるオペレーションを含みます。
また、自動で正確な測位システムは、地図を一時的にいくつかのパーツに分けて素早く分析することを可能にします。ドローンは飛行しながらリアルタイムにデータを評価し、非常に効率的な調査オペレーションを実現するのです。
このソリューションは、作物の健康状態や、新しい栽培方法や農薬のテスト結果などを効率的に追跡、記録するなど、大規模農業における作物の生産管理に非常に適しています。
(画像引用:http://www.uavexpertnews.com/2018/11/delair-unveils-the-new-ux11-ag/)