サイドカーにドローンを内蔵したウラルの最新バイク

更新日: 2018.12.10 公開日: 2018.11.28
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ロシアのバイクメーカー「ウラル」は、頑丈かつシンプルで、第二次世界大戦以前のBMWを彷彿とさせるデザインのサイドカーを作っています。燃料噴射装置やディスクブレーキなど新しい技術を取り入れつつも、ウラルの製品にはいつも昔懐かしさがあります。

 

しかし、最新のモデルは一味違います。サイドカー前部の仕切りの中から、ドローンを発進させられるのです。従来の古風な製品とは違い、外見も未来的です。

 

この新モデル「The Air」には、従来のウラル製品に比べて最新の技術が盛り込まれていて、ドローンをチャージするためのUSBポートも搭載されています。ウラル公式サイトは、同モデルについて次のように述べています。

 

「山稜の向こう側、キャンプ場のずっと先には何があるのだろうか?バイクが進む道が途切れてしまっても、バイカーは次にパイロットになり、バイクがたどり着ける更にその先までドローンで見ることができます」

 

ボタンを押すだけで、ハッチが開きDJIのドローン「Spark」が飛び出します。サイドカーにしっかり取り付けられたコントローラーや風速計を使って、サイドカーの搭乗者がドローンを操縦することができます。

 

「The Air」は世界で40台の限定発売で、価格は18,000USドルです。2018年11月からUral取扱店で実機の展示が行われます。