長崎県五島市が内閣府の「ドローンi-Landプロジェクト」の一環でドローンによる海洋ゴミ調査事業実施へ

更新日: 2018.11.28 公開日: 2018.11.07
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長崎県五島市は2018年11月7日、内閣府の地方創生推進交付金の対象事業である「ドローンi-Landプロジェクト」の一環として、ドローンによる海洋ゴミ調査事業を行うと発表しました。

 

長崎県五島市は、長崎本土から約100km西に位置し、11の有人島と52の無人島で構成されています。世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」などもあり、観光地として注目を集めていますが、過疎地としての人口維持、高齢化への対策を迫られています。

 

そこで、ドローンの利活用による市内への新産業の創出と雇用拡大を目的とし、内閣府の地方創生推進交付金事業として五島市ドローンi-Landプロジェクトを実施しています。

 

今回のドローンによる海洋ゴミ調査事業の内容は、海岸漂着ゴミ・再漂流ゴミに関するデータの項目整理および効果的活用法の仮説の作成・また必要に応じたサンプルデータの取得、そして、これらのデータ収集は、一部または全部をドローンを活用して行いAI開発用データとする、ことです。

 

ドローンの活用による作業の効率化が同市へどのような効果を与えるか、期待されます。