“Paladrone”というYouTubeチャンネルのビデオでは、“Parrot Anafi”、“DJI Mavic Air”、“DJI Mavic 2 Pro”の3種類のドローンを、低温、低密度の空気、熱風の中で、どのドローンが一番安定して飛行したかのテストを行いました。
テストの結果、Mavic 2 Proが変化する風のパターンにも一番良く対応し、標高の高い場所や山間で飛行するのに向いている機種である事が分かりました。
ドローンを標高の高い場所や山間で飛行させるのは難しいタスクです。高度が高い程、空気の密度は低くなり、ドローンの飛行が困難になります。気温が低い場所を飛ぶことで、ドローンのバッテリー性能も下がってしまいます。
以下に、標高の高い所でのドローン飛行の注意点とポイントを紹介します。
・どれだけ山や人から離れた高い場所で飛行させるといっても、中にはドローン飛行禁止区域もありますのでよく調べておく
・荒れた土地にドローンが墜落した場合、回収が不可能になるかもしれないので墜落させないように注意する
・野生動物に危害を加えないように配慮する
・高度が2,000m上がるごとにバッテリー電力が10%失われる可能性があるため、ポケットに入れたりして体温でバッテリーをなるべく暖めておく
・ドローンも操縦者自身も、突然の天候の変化に注意する
・山谷風は山の太陽の当たっている面を昇り、陰になっている面へと下降するという特性があることを知っておく