ドイツの金融都市であるフランクフルトは、旧市街の再建をドローンの“スカイマジック・ショー“で祝いました。
このスカイマジック・ショーは、第二次世界大戦時に爆撃で破壊された35の建物の再建を祝うイベントで行われました。
フランクフルトのピーター・フェルドマン市長は、今回の再建計画について「街に心と魂を取り戻す」ためのプロジェクトだと話しています。
このイベントのオープニングでは、110機のドローンを使ったライティングショーが行われました。
アトリエ・マークグラフのクリエイティブディレクター、ステファン・ウェイル氏は次のように話します。
「今回のイベントはドローンとライティング(照明技術)、特別に作曲された音楽やスピーチのコラボレーションがポイントです。戦争を思い出させる旧市街や、フランクフルトの市の中心を別の側面から見る事が出来るように工夫し、いかに特別な街であるかを皆さんにお伝え出来ればうれしいです」
ドローンのショーについて“スカイマジック“のプロジェクトマネージャーである植松瞳さんは、「全てのドローンは1つのターミナルからコントロールされ、自律的にフォーメーションを形作っています。それぞれのドローンがいつ離陸し、次に向かう場所はどこか、戻るのはいつかを全て把握しています」と説明してくれました。
(画像引用:https://dronedj.com/2018/10/05/frankfurt-drone-show/)