今回は100ドル以下というお手頃価格ながら機能満載のドローン、“Tello”のご紹介です。“Ryze”、“Intel”、“DJI”のパートナーシップにより生み出されたこのミニドローンは、“初心者向けの最強モデル“を目指して作られました。
TelloにはHDカメラ、インテリジェント・フライトモード、安定飛行を可能にするセンサーなど、小さいながらも沢山の素晴らしい機能が詰め込まれています。
それではTelloの魅力的な機能を見ていきましょう。
・カメラ性能
市場のほとんどの100ドル以下のドローンには0.3MPまたは2MPという低い解像度のカメラが搭載されていますが、Telloにはなんと720pのビデオを記録できる5MPカメラが搭載されています。
さらに、ジンバルがない代わりに、電子式手ブレ補正機能(EIS)付きになっているという優れものです。
・フライトモード
Telloには“EZショッツ“と呼ばれる、様々なフライトモードが用意されています。例えば“アップ&アウェイモード“はクラシックなモードで、Telloが、あなたや、あなたが選択した被写体をカメラ中央に捕えながら、ゆっくりと高度を上げつつ離れていきます。
“サークルモード“では、Telloが被写体を常にカメラに捕えながら、被写体の周りを、円を描いて周回します。内蔵GPSを搭載していないモデルで、このような飛び方が出来るのは今まであり得なかった事です。
・フリップモード
Telloには“バウンス“、“360”等、8種類のフリップモードが備わっており、中でも“スロー&ゴー“では、Telloがあなたの手の平の上で発着陸を行います。その為、Telloを一度も地面に着けずに遊ぶ事が出来、綺麗な状態を保つ事が可能です。
・安定性
Telloの空中での安定性は、GPSを内蔵していないドローンとは思えない程です。裏側に付いた2つの赤外線センサーと下向きに設置してあるカメラ、高度計が安定維持を助けます。特にカメラが地面や床のパターンを認識しやすい10フィート以下の高度で、屋内では驚くべき安定性を保ちます。
・飛行時間
Telloはミニサイズながら、13分の連続飛行が可能です。3.8Vのバッテリーと進化したプロペラが長い飛行時間を実現しています。
・コントロール
Telloはスマートフォンアプリを使用してコントロールします。通常、このタイプはリモコンタイプと比べると反応が悪く、コントロールしづらいのが難点ですが、Telloのアプリコントローラーは“セルフセンタリング“機能が備わっており、反応も良く、正確です。
・プログラミング
最後にTelloが特徴的なのは、飛行ミッションをプログラミング出来る点です。“Scratch”や“Droneblocks”を使えば、Telloはあなたのプログラム通りに自動飛行します。
(画像引用:https://dronedj.com/2018/09/22/review-ryze-tello-best-drone/)