エアロネクスト、ドローンの重心制御技術で国際ピッチコンテスト世界大会に日本代表として出場決定

更新日: 2018.12.06 公開日: 2018.10.12
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ドローン機体の重心を最適化する重心制御技術「4D Gravity」を開発した株式会社エアロネクストは、2018年8月30日、渋谷EDGEofで開催された国際的ピッチコンテストの国内予選である「Nanshan Entrepreneurship Star Contest 2018 Shibuya」(主催:一般社団法人渋谷未来デザイン)にて優勝しました。

 

「4D Gravity」の概要は以下の通りです。

 

・ドローン機体の重心を最適化する重心制御技術
・ドローンに「4D Gravity」を搭載すると、燃費、速度、信頼性などといった基本性能の向上が期待できる
2018年4月18日~20日に行われた「第4回国際ドローン展」で発表した「4D Gravity」の産業用途への応用事例には、360°VR撮影用の「Next VR」、宅配専用の「Next DELIVERY」、インフラ点検や検査測量、警備、農業などに対応した「Next INDUSTRY」がある また国内予選の通過に伴い、エアロネクストは201810月下旬に中国深セン南山区で開催される世界大会「Nanshan Entrepreneurship Star Contest」に日本代表として出場し、各国の代表と共にプレゼンテーションを行う予定です。

 

Nanshan Entrepreneurship Star Contest」の概要は以下の通りです。

・スタートアップ企業を対象とした国際的なピッチコンテスト
・主催は深セン市南山区の深セン清華大学研究院(RITS)とLeaguerX
2008年より開催

 

この「Nanshan Entrepreneurship Star Contest」で優秀な成績を収めた事業プランは、以下のような手厚いサポートが受けられます。

・「中国のシリコンバレー」南山区の起業支援ネットワークによる資金調達の機会
・同企業支援ネットワークによるイノベーションリソースの共有

 

またエアロネクストは、2018年9月4~6日に開催された「Industry Co-Creation ICC) サミット KYOTO 2018」(主催:ICCパートナーズ株式会社)のピッチコンテスト「REALTECH CATAPULT リアルテック・ベンチャーが世界を変える」 Supported by 電通でも優勝しています。

 

さらに2018年9月8日に開催されたディープテックグランプリ(主催:株式会社リバネス)においては、三井化学賞を受賞し、賞金20万円を獲得しました。

 

このように、エアロネクストの「4D Gravity」は、世界的なピッチコンテストの国内予選、ICCリアルテックカタパルトで優勝し、ディープテックグランプリでも受賞したことになります。

 

エアロネクストは引き続き展示会やピッチコンテストへ参加し、次世代ドローンが可能にする新しいドローン前提社会への取り組みについて発信していくとしています。

 

エアロネクストの概要は以下の通りです。

UAV(無人航空機)やマルチコプターの機体フレームのあるべき姿を実現する、ドローン・アーキテクチャ研究所
・実現を目指すドローン・アーキテクチャの中心テーマは「姿勢制御」
・ドローン機体の重心を最適化する技術「4D Gravity」を開発済み