ドローン機体の重心を最適化する重心制御技術「4D Gravity」を開発した株式会社エアロネクストは、2018年8月30日、渋谷EDGEofで開催された国際的ピッチコンテストの国内予選である「Nanshan “Entrepreneurship Star” Contest 2018 Shibuya」(主催:一般社団法人渋谷未来デザイン)にて優勝しました。
「4D Gravity」の概要は以下の通りです。
・ドローン機体の重心を最適化する重心制御技術
・ドローンに「4D Gravity」を搭載すると、燃費、速度、信頼性などといった基本性能の向上が期待できる
・2018年4月18日~20日に行われた「第4回国際ドローン展」で発表した「4D Gravity」の産業用途への応用事例には、360°VR撮影用の「Next VR」、宅配専用の「Next DELIVERY」、インフラ点検や検査測量、警備、農業などに対応した「Next INDUSTRY」がある また国内予選の通過に伴い、エアロネクストは2018年10月下旬に中国深セン南山区で開催される世界大会「Nanshan “Entrepreneurship Star” Contest」に日本代表として出場し、各国の代表と共にプレゼンテーションを行う予定です。
「Nanshan “Entrepreneurship Star” Contest」の概要は以下の通りです。
・スタートアップ企業を対象とした国際的なピッチコンテスト
・主催は深セン市南山区の深セン清華大学研究院(RITS)とLeaguerX
・2008年より開催
この「Nanshan “Entrepreneurship Star” Contest」で優秀な成績を収めた事業プランは、以下のような手厚いサポートが受けられます。
・「中国のシリコンバレー」南山区の起業支援ネットワークによる資金調達の機会
・同企業支援ネットワークによるイノベーションリソースの共有
またエアロネクストは、2018年9月4~6日に開催された「Industry Co-Creation (ICC) サミット KYOTO 2018」(主催:ICCパートナーズ株式会社)のピッチコンテスト「REALTECH CATAPULT リアルテック・ベンチャーが世界を変える」 Supported by 電通でも優勝しています。
さらに2018年9月8日に開催されたディープテックグランプリ(主催:株式会社リバネス)においては、三井化学賞を受賞し、賞金20万円を獲得しました。
このように、エアロネクストの「4D Gravity」は、世界的なピッチコンテストの国内予選、ICCリアルテックカタパルトで優勝し、ディープテックグランプリでも受賞したことになります。
エアロネクストは引き続き展示会やピッチコンテストへ参加し、次世代ドローンが可能にする新しいドローン前提社会への取り組みについて発信していくとしています。
エアロネクストの概要は以下の通りです。
・UAV(無人航空機)やマルチコプターの機体フレームのあるべき姿を実現する、ドローン・アーキテクチャ研究所
・実現を目指すドローン・アーキテクチャの中心テーマは「姿勢制御」
・ドローン機体の重心を最適化する技術「4D Gravity」を開発済み