長崎県五島市で内閣府のドローンによる離島間物流の実証事業実施 事業費の1/2は国が負担!

更新日: 2018.12.06 公開日: 2018.10.11
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長崎県五島市は201810月1日、内閣府の地方創生推進交付金として、ドローンi-Landプロジェクトを実施すると発表しました。まずは、プロジェクトの一環として、ドローンによる離島間物流の実証事業を行います。

 

このプロジェクトの正式名は「平成30年度五島市ドローンi-Landプロジェクト離島間無人物流事業」です。対象地域は長崎県五島市となります。

 

実験内容は大きく分けて4つあります。

 

一つ目は、「気象観測装置の設置とデータ提供システムの整備」です。

これはドローンの離陸および着陸ポイントの局所的かつリアルタイムな気象情報を観測し、そのデータを閲覧するシステムを提供するというものです。

 

ドローンの目視外飛行の際の飛行ルート上の天候を把握し、安全性を確保するためのツールとして活用するための設備やソフトの整備を行います。

 

その他、二つ目は「気象観測データを用いたドローンによる離島間輸送の実証実験」、三つ目は「小型自動航行船を活用した離島間輸送の実証実験」、そして四つ目は「小型地上無人輸送車両を活用した島内個別宅配輸送の実証実験」です。

 

2018年10月1日から公募を開始しました。審査会実施などを経て、201811月中旬に事業者決定、委託契約となります。

 

事業費の1/2は国から交付されるということなので、自信のある企業や研究機関の方々は応募してみてはいかがでしょうか。