ANAらが福岡の離島でドローンによる生活物資配送の実証実験に参画

更新日: 2018.10.09 公開日: 2018.10.09
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ANAホールディングス(ANAHD)とエアロセンス、および福岡市ドローン物流協議会は2018年8月30日、国土交通省・環境省連携事業「平成30年度CO2排出量削減に資する過疎地域等における無人航空機を使用した配送実用化推進調査」の検証実験の実施地域協議会として採択されたと発表しました。この実証実験は福岡市の玄界島を舞台に行われます。

日本には420以上の有人島、15,000以上の限界集落があります。しかし、これらの地域は配達員の確保や交通インフラの問題などにより、物資を集配所までしか届けられない、最終需要者へ物資が届くまで時間とコストがかかるなどの多くの物流課題があります。

今回、これらの課題を解決するために、実証実験を実施します。役割として、ANAHDは代表事業者として航空機の運航管理およびオペレーションノウハウを提供します。一方、エアロセンスは自律飛行型ドローンを提供していきます。

これらにより、補助として自動走行型宅配ロボットなどの活用も視野に入れ、低コスト・高頻度で物流拠点から最終需要者のいるところまで物資を運搬できる、きめ細やかな物流サービスの社会実装を目指す方針です。