河北新報によると、2018年9月27日、青森県青森市の青森公立大で開かれた記者会見で、同校学長で産学官金の連携による組織「あおもりドローン利活用推進会議」の推進会議会長に就任予定の香取薫氏が同組織への抱負を語りました。
香取薫氏は「青森をドローン産業の先進県にし、新規ビジネスを生み出す」と語り、その意欲を示しました。
青森公立大はドローンの飛行が禁止される人口集中地区から外れているため、キャンパス内で実証実験ができる恵まれた環境にあります。
推進会議は青森公立大地域連携センターのスタートアップラボなどを活用し、ドローン関連の研究開発の支援も目指す方針です。
「あおもりドローン利活用推進会議」は、県、県警、県観光連盟、県内金融機関がオブザーバーなどの立場で協力参加し、2018年10月1日に設立予定です。
会員には県内のドローン関連業者などを募っており、事業者の情報を提供することが目的です。また、一般向けのドローンの紹介や体験会、事業者向けの講習会なども計画しているとのことです。
このように、地方でもドローンの活用が進んでいる現状がありますので、今後の展開にぜひとも期待しましょう。