SkydioはAI搭載かつ4K対応のドローンの為にソフトウェア開発キットを発表

更新日: 2018.09.27 公開日: 2018.09.27
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カリフォルニア州レッドウッドシティーのスタートアップであるSkydioは、人工知能と機械学習の基礎を熱心に作ろうとする第三者を後押しするため、2つのソフトウェア開発装置(SDKs)から成るSkydio自律プラットフォームを発表しました。

SkydioのR1ドローンは4K対応であり、自律的に目標を追尾し、更には映像を録画できる機能を持った素晴らしいものですが、基本的には熱心に無人空中車載装置の能力と機能を向上させようとしている開発者に向けて開放されています。

最近、発表されたソフトウェア開発装置によって、使用者はドローンの卓越したAI、コンピュータビジョン、機械学習コードを手に入れることが出来ます。また、そうすることで使用者がUAVのカメラとセンサーを、独自のソフトウェアへとカスタマイズできるようになっています。

また、更には別の方法を使って、スマートフォンのアプリを開発することも出来ます。それは正式に、クリエイティブな人であれば、誰でも開発に携われるようになったと言っても過言ではありません。

2018年に入ってすぐ、Skydioは、自力で飛ぶ、人工知能を搭載したR1ドローンを発表しましたが、誰もがその斬新さに衝撃を受けました。

R1ドローンは13機ものカメラを搭載しており、それによって形、色、そして対象物と機体の間隔を区別することが可能です。

また、R1ドローンは障害物を避けながら、ターゲットを追随することが出来ます。障害物を判断して避けつつ、どのようにして飛行することが最善であるかを、まるで自分の頭で考えているかのように動きます。

R1の搭載している「追尾モード」は、一般的なドローンとは明らかに一線を画しています。定価2,499ドルのドローンは、1秒間に30枚の映像を記録し、25マイルまで飛行しますが、16分連続して飛行することが出来、更には、映画のように印象的な映像を撮ることが出来ます。

また、搭載された64ギガバイトのSDカードによって、高精細な動画を録画することが可能です。

Skydioのウェブサイトで、R1ドローンが成せる、あらゆる機能をご覧下さい。

さらに、256コアの Nividia TX1プロセッサの処理装置によって、コンピュータビジョン、機械学習装置、AIの全てが集合体となり、R1は対象となる人/物を追跡する間、周囲の状況を随時記録します。手短にいうと、R1は他に類をみないほど技術的に優れたドローンなのです。

SkydioはR1に新たな映像記録モードを搭載し、プログラマーにとって、大変興味のある装置を世間に発表したことに加え、さらに驚くことに、販売価格をなんと当初の定価よりも1,999ドルにまで抑えました。