慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスでイタリアの陸上用ドローン「YAPE」の実証実験を実施

更新日: 2018.12.06 公開日: 2018.09.26
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DroneFutureAviation(DFA)は2018年9月18日、2018年9月5日に独占取扱権を有するイタリアの陸上用配送ドローン「YAPE」のデモンストレーションを慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で行ったと発表しました。

 

YAPE」は、イタリアを拠点とする企業YAPEの陸上用配送ドローンです。現在、イタリアの地元警察の協力を得て、公道での配送実証実験を行っています。

 

Yape」の機体は親しみやすいユニークな見た目が特徴です。そして、独立した電気モーターを備えた2つの車輪でエネルギー消費を最小化し、動きの機敏さを最大化する構造となっています。

 

これにより、小道や狭い空間を機敏に動くことや、歩道の上り下りが可能となっています。

 

また、「360度ヴィジョン」により、人間の目よりも早く障害を予測して、最大30%の傾斜、7㎝の段差を超え、最大で70kgの荷物を届けることができます。

 

今回のデモは「YAPE」の日本初の実証実験で、いくつかの団体や企業に陸上配送ドローンのデモを披露しました。 デモの様子は、以下からで確認することができます。 https://www.youtube.com/watch?v=jmbYPKdV1X0&feature=youtu.be

 

なお、DFAは、ドローンに興味のある企業や団体、および人材を募集しています。今後もドローン技術を活用した社会問題の解決、新たな可能性への挑戦を行っていく方針です。