2018年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた京都府綾部市は、市の公式YouTubeチャンネルに被害状況や復旧活動の様子をまとめた動画を公開しています。
綾部市では土砂崩れなどで3人が死亡、床上・床下浸水が300軒にも及びました。市は市民の防災意識を高めるため、地元ラジオ局に撮影を依頼。ドローンを活用して被害状況等の撮影が行われました。
動画では、床上浸水した工場、農業施設、寺社などの様子が紹介されたほか、実際に被災した市民へのインタビュー、延べ1685人のボランティアらによる復旧活動の様子などが紹介されています。
また、ドローンは動画の中で、内部の状態を映す前に全体の状況を俯瞰させる役割を果たしており、ボランティアが集合し、復興を誓いあうラストシーンの撮影にも使用されました。
西日本豪雨の被害は、まだ完全な復旧には至っていませんが、一刻も早く状況が改善することを願いたいものです。