ドローンレース国際大会が国内初開催 白熱の戦いを制したのは?

更新日: 2018.09.04 公開日: 2018.09.04

福島県猪苗代町・リステルスキーファンタジアにおいて9月1~2日、国内初のドローンレース国際大会「World Drone Race 2018 in 猪苗代」が行われました。

同大会は国際ドローンレース協会(IDRA)が公認する国内初の大会で、11月にラスベガスで行われる「2018 Challengers Cup Finals」への出場権をかけた世界中で行われる予選大会の一つ。

今回は国内の法律上の問題から、日本人レーサーのみの参加となったものの、当初の定員を上回る38人がエントリー、1周約300メートルのコース周回数やタイムを競いました。

レースでは最高時速が約160キロにも達し、出場レーサーはその猛スピードでドローンを飛行させながら、コース各所に設置されたゲートなどの構造物を通過させる必要があります。

当日は一瞬の操作ミスでゲートにクラッシュする機体もあり、手に汗握るレース展開となりました。そんな中決勝戦に進出したのは、高梨智樹選手、岡聖章選手、山田開人選手の3選手。

2018年8月20日時点の国内リーグランキングでは、高梨、岡両選手が1位、2位、山田選手も8位にランクインしており、強豪選手が勝ち残る結果になりました。

制限時間内のコース周回数を争う形で行われた決勝では、山田開人選手が見事優勝。国内初の国際レース優勝者となりました。