福島県楢葉町のサッカー施設Jヴィレッジは8月29日、9月8日よりドーム型の全天候型練習場をオープンすることを発表しました。あくまでサッカー用の施設となる同練習場ですが、最大22メートルの天井高、雨風を防げる全天候型の利点を生かし、ドローン飛行場としても使用されるようです。
同施設は2011年の福島第一原発事故に伴い対応拠点として7年4カ月稼働、その間営業を休止していました。2018年7月に対応拠点としての役割を終え、屋外グラウンドやホテルなど一部施設の営業を再開。震災前の同時期を上回る宿泊数を記録し、好調な出足となっています。
しかし、7年以上にも及んだ休止の間、国内には類似施設が整備。今後はかつてほどのサッカー関連需要が見込めない可能性があります。そこで運営側が新たな集客源として白羽の矢を立てたのがドローンでした。
同練習場では10月よりドローン講習会が、12月にはドローンサミットが開催される予定です。
(画像引用:https://j-village.jp/)