産業用ドローンを用いたインフラ構築を手掛けるDroneFutureAviationは８月29日、陸上ドローン「Yape」の配送用途での実用化を目的に、国内で実証実験を行うと発表しました。

実験の詳細についてはまだ不明ですが、国内大手企業と協力しての実証実験ということで、否が応でも期待してしまいます。同社では数年後を目途に、私たちが普段歩いている道路やビルにYapeが共存する未来を目指していくとのこと。

「Yape」は、親しみやすくかわいらしい見た目の陸上用ドローンで、車輪で走行、顔認証システムを搭載し、最大積載量は70kg、30度の傾斜や７㎝の段差をも越えられる性能を誇っています。現在イタリアでも実際に配送実験が行われており、ヨーロッパ特有のデコボコした路面でも走行可能です。

実証実験を経て、果たしてYapeはどのように使用されていくのか、その行方を見守っていきましょう。