ダイバーを自動追尾できる新型水中ドローン「BW Space」 Kickstarterで先行発売中

更新日: 2018.08.17 公開日: 2018.08.17
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上海に本社を置く水中ロボットの総合メーカーYoucan Roboticsは8月16日、新型水中ドローン「BW Space」を発表し、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」での先行販売を開始しました

画像認識機能と自動追尾機能を備えたBW Spaceは、コンピューターアルゴリズムによって0.5~5メートル以内の対象人物を自動追尾しながらの撮影が可能です。

また、大容量バッテリーにより最大7時間の使用が可能で、4Kビデオも撮影可能と、高いスペックを誇ります。ダイビング、水中探査、点検、漁業、科学研究など様々な分野での使用が期待できます。

自動追尾機能については、現状ダイバーを追尾するのみですが、今後物体の自動追尾の実現も視野に入れて開発を続けていくとのことです。また、ライトの自動調節機能も特徴的な機能の一つです。周りの環境に合わせて最適な明るさで照らすことで、常にちょうどいい明るさで映像、写真を撮影可能です。

さらにはフルHD解像度でのリアルタイム映像転送、スマートフォンによるコントロールにも対応しており、レジャーから本格的な調査、エンターテインメントまで、様々な場面で活用できそうです。

今回のKickstarterでのキャンペーンは、一般的な製作費捻出のためではなく、マーケット認知拡大のためで、すでに製造段階に入っているようです。

価格は659ドル(約7万3000円)から利用可能で(2018年8月現在)、2018年10月に購入者のもとへ届けられる予定です。2018年3月には日本法人も設立され、今回の商品も日本から購入可能となっているので、興味のある方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。