ドローン測量ソフトウェアの開発で知られるテラドローンは8月6日、ドローン用の交通量計測ソフトウェアを発表しました。
同製品では、ドローンで空撮した道路映像をAIで分析することで、自動的に車種、走行軌道、車の速度、人の歩行速度などのデータが自動で取得できます。また、車種ごとの交通量なども取得可能です。
これまでの交通量調査では、広域調査を行おうとすると人件費がかさみ、目視で紙に交通量を記録していく方式のせいで情報量も少ないのが欠点でした。
また、定点カメラにしても、記録人員の人件費がかさんだり、広域調査もしづらいといった問題ががありました。今回のソフトウェアによってそれが抑えられ、かつ前述の幅広いデータ計測が可能になります。
現在は年内のリリースを目途に、クラウドベースでの運用を目指して開発が続けられているとのことです。
交通システムの大きな発展にも繋がる可能性がある今回のソフトウェア、その動向から目が離せません。