大分マリーンパレス水族館「うみたまご」では8月1日より、水中ドローンを水槽内に投入し、魚を間近で撮影、来場者のスマートフォンや館内の大型ビジョンに配信するサービスを開始しました。
使用される水中ドローンは50センチ×30センチサイズの流線型で、係員がコントローラーを使って操作します。水槽内で飼育されるアジやイサキ、エイなど約90種類1,500匹の生物の様子を、まるで自分自身も魚になったような目線で撮影します。
撮影映像は水槽そばの大型ビジョンで映し出されるほか、スマートフォンに専用アプリをインストールすることで来場者のスマートフォンからも閲覧可能です。来場者が映像にアクセスするには、館内で提供されているWi-Fiに接続している必要があります。
水中ドローンによる撮影は、8月いっぱい毎日午前9時半と午後3時半の餌付けの際に行われます。
この夏、兵庫県神戸市の須磨海浜水族園でも水中ドローンの体験イベントが開催されるほか、水中ドローンに特化した製品発表会も国内で初めて開催されるなど、水中ドローンが俄かに盛り上がりを見せているようです。今後も注目していきましょう。