ドローンによる海難救助技術を競うコンテスト「銚子マリンレスキュー・チャレンジ」が8月9~11日にかけて、千葉県銚子市マリーナ沖合で開催されます。
同コンテストは、漁船から転落して遭難した乗組員に見立てたマネキンを、ドローンを使って探索、支援する技術を競う形で行われ、マネキンの位置情報と写真を送信する「発見」部門、レスキューキットをマネキンまで運ぶ「救難」部門の2部門が開催されます。
それぞれの課題を最初に達成したチームには、賞金として「発見」部門で10万円、「救難」部門で50万円が授与されます。
既に参加申し込みは締め切られており、今回は県内外から10チームが参加予定です。9、10日に2日かけて予選が行われ、11日に本選が開催されます。
また、初日9日の午後5時からは、会場から約3キロ先の犬吠埼ホテルにて「災害救助の課題とドローンがもたらす可能性」をテーマとしたシンポジウムも開催されます。
コンテストは3日間とも観覧無料ですが、シンポジウムの参加には3,000円の参加費が必要になります。その他、コンテストに関する詳細情報は、公式サイトをご覧ください。
ドローンの産業利用が進むとともに、このようなコンテストが開催される機会も増えてきました。操縦の腕に自信がある方は、各地で開催されるコンテストに、是非参加してみてはいかがでしょうか。
(画像引用:http://cmrc.jp/)