ドローン 大雨の中でも飛行できるか 防災科学技術研究所が国内初の実験

更新日: 2018.06.12 公開日: 2018.06.22
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過酷な雨が降りしきる条件でも飛ぶことができるか、大雨の中をドローンが安全に飛行可能かをテストするという、国内では初めての実験が実施されました。

実験の模様を伝える記者は「1時間当たり約300ミリの雨が降る中で、ドローンが微妙に揺れつつも飛行を継続している」と話しています。

ドローンは、荷物の配達や農業分野など、様々な方面での利用が期待されている状況ですが、急に発生する激しい降雨や強風などによって落下し、人間が怪我をするリスクを指摘する人もいます。

茨城県つくば市にある防災科学技術研究所で実施された実験では、人工的に降雨を起こす特殊な施設を使用して、雨量を最高1時間300ミリまで増加させ、猛烈な降雨の中で水平飛行が可能か、バッテリーがどれほど消費するのかなどのデータを収集しました。

実験を実施した研究担当者は「普通に飛行しているように見えたかもしれないが、実際には非常に細かい振動データなどが収集されている。それを基にして、さらに安定した機体を作るようにしていきたい」と述べました。

研究チームでは、今回の実験結果を踏まえ、激しい降雨状況の中でドローンが飛行できるかの指標となる「大雨アラート」の策定をめざしています。