DJIと米セキュリティ関連企業Axonは6月5日、Axon社が運営するプログラムAxon Airを通して警察にDJI製のドローンを販売するための提携を結んだことを発表しました。
このプログラムを通じてAxonは、警察や法執行機関へドローンの購入と、クラウドサービスにアクセスできるプラットフォームを提供します。まず手始めに、DJIとAxonはプロフェッショナル向けドローンのMatrice 210と、より一般消費者に向けられたモデルであるPhantom 4 Proを販売します。
Axonは長年警察機構のハードウェアサプライヤーとして契約を結んでおり、警察への販路を持っています。そこへ警察へのドローン導入を拡大したいDJIとの利害が一致し今回の提携に至ったとのことです。
Axon Airプログラムを通じドローン購入においてかかる金額は明らかになっていませんが、購入希望の警察担当者はAxonのウェブサイトから情報を申請することが可能です。一般的に、Matrice 210は7,999ドルから、Phantom 4 Proは1,299ドルから販売されています。