インテルのドローン部門がTIME誌とのコラボレーションにより、ドローン958機を使ってTIMEの表紙を再現し、6月11日に発売される実際のドローン特集号の表紙とするためのパフォーマンスを行いました。プレスリリースによると、TIME誌95年間の歴史の中で、航空機によって表紙が再現されたのは初めてとのことです。
当日は強風に加え、許可された高度が最大400フィート(約122メートル)と低く、ドローンをかなり接近させての飛行となり、常に接触の危険性がある状態でのチャレンジとなりましたが、見事成功裏に終わりました。
今回のパフォーマンスを監督したティム・ヒース氏は「十分な解像度を得ようとすれば機体を接近させなければならない。通常では最大3メートルの機体間隔が望ましいが、今回は1.5メートルまで接近させなければならなかった。もし衝突があれば、玉突き的に多くの機体が巻き込まれていたかもしれない」と語っています。
また、ドローンで完成した表紙もまた、ドローンで撮影されています。TIME誌の表紙がドローンで撮影されたのも、95年の歴史の中で初めてのことです。
(画像:YouTube/ TIME)