香港紙South China Morning Postによると、中国最大級のオンライン食事配送プラットフォームの1つであるEle.Meが、国の所定のルートに沿ってドローンで配達を行う承認を受けたとのことです。
これら17の新しい航空輸送ルートは、上海の工業地域にあり、ユーザーに迅速な配達サービスを提供するとともに、会社の運営コストを削減します。注文確認書を受け取ったユーザーは20分以内に商品を受け取ることが可能です。ドローン配達は100店以上の店舗で利用できるようになるとのことです。
注文があると、まず配達員がレストランから最寄りのドローンハブまで輸送し、ドローンを飛ばして、次のハブで待機する配達員へと受け渡していきます。
この新しい方法は、利便性と地域の経済成長を高めながら、コストと公害を削減することが可能です。 Ele.Meによると、配達員の収入はドローンを導入することで5倍になるとのことです。幸いなことに、ユーザーにとっても、ドローン配達を利用することで余分な費用がかかるということはありません。
配達に利用されるドローンは、最大時速65kmで、6kgの荷物を20km運ぶことが可能になっています。食事を運ぶのには十分なパワーとスタミナ、スピードを備えています。