福岡県桂川町土師の県立嘉穂総合高校で、2018年5月2日にドローンの初めての資格認定を行う教習が始まりました。
農業などを学習する地球環境システム科に在籍する2年生の3人が5日間かけて、農薬散布でドローンを飛ばせる資格認定の取得を目指します。同校によりますと、高校で生徒を対象としたドローン教習を行うのは全国で初めてだといいます。
同校では、昨年度から農業の他に空撮や測量など、様々な分野で利用されているドローンをカリキュラムに含めることを検討していました。
2017年9月にドローンの特別授業を実施したのを始めとして、今年2月に教職員5人が資格認定を取得しました。すでにドローンを5機購入しており、今後は教職員が通常の授業で生徒の資格認定取得を指導できることを目指すとしています。
今回の教習では、ドローンの専門店が出張して協力し、生徒の指導にあたりました。教習では、航空法、農薬取締法、電波法など法規や、農業などの知識、機体構造や基本的な操作方法などを学習し、学科試験と実技試験で認定証の取得を目標とします。
「ドローン資格があれば、就職先の範囲が広がると思った」と話すのは、嶋田浩人さん16歳。
また、昨年秋の特別授業を受け、プロのパイロットが高収入と知って興味を持ったという宮崎璃久斗さん16歳は「法律はまったく分からないので教習で学習したい」と述べました。
祖父が稲作農家である藤井寿樹さん16歳は「ドローン資格があれば将来役に立つと思う。祖父の農薬散布を手伝いたい」と話していました。
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