船橋市に水中ソナーとドローンを寄贈 遊技場防犯組合 千葉

更新日: 2018.05.14 公開日: 2018.05.19
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消防活動に使用する機材として、船橋遊技場防犯組合は船橋市消防局に対して、小型無人機ドローン1機と水中探査ソナー1台、合計約150万円相当を寄贈しました。

同消防局としては初めてのドローン配備となるもので、海難事故などの災害発生時において、迅速な情報収集のために利用される予定です。

防犯組合から寄贈されたドローンには動画の撮影が行えるカメラが搭載されており、連続して飛行可能な時間は約25分間です。

水中ソナーは深度1,500メートルまで使用することが可能で、備えたカメラで周囲の状況を撮影し、映像を9インチモニターから確認することができます。

市消防指令センターで寄贈式があり、ドローンのデモ飛行も行われました。同組合の織田信幸組合長は「安全で安心な街づくりのために、我々としてできることは何かを考えた結果、ドローンの利用に至った」と話しました。

今回の寄贈にあたり、同組合に対して船橋市から感謝状が贈られました。

船橋市は2017年6月に、情報収集、海難事故発生時における救助活動などにドローンを活かすため、日本大理工学部と連携する協定を締結しています。

この協定の締結で船橋市は、市内にキャンパスを有し、航空機器や精密機械に関して専門的な知見がある同大に協力を要請し、半年に渡って協議を行ったということです。